男女の恋愛で日本では血液型を気にすることが多い
特に若者かな
科学的には関係はないとしても
「自分は○型だから、こうかもしれない」
と思い込むことで結果的にその血液型の一般的な行動をとってしまうこともあるかもしれない
http://biz-journal.jp/2015/07/post_10803.html
多くの心理学者は、その要因をインプリンティング(刷り込み)だと説明します。つまり、「A型は真面目な性格」「O型はおおらかな性格」と広まることで、「自分はA型だから真面目」と無意識に思い込み、実際に真面目になっていくというものです。「日本人は真面目」などと国民性を語るのと似ています。成長する過程で、親や先生から「○○ちゃんは勉強ができる」と頻繁にいわれていると、成績がぐんぐん伸びるのも同様の効果です。
確かに、血液型でたった4つに性格が分類するのは短絡的すぎで、お遊び感覚でしかないように見えます。
とはいえ、血液型がまったく性格形成に影響を及ぼさないというのも暴論のように思えます。
東京医科歯科大学医学部名誉教授で人間総合科学大学教授の藤田紘一郎氏は、著書の『血液型の科学』(祥伝社)の中で、「血液型と性格は医学的に関係がある」と述べています。その理由として、次のように説明しています。
(1)血液型によって免疫力が異なる
(2)血液型ごとにかかりやすい病気とかかりにくい病気がある
(3)その結果、仕事の役割や生活スタイルが形づくられた
例えば、A型は免疫力が弱く、病気にかかりやすいため、人間関係に用心深くなったというものです。
また、A型のルーツは農耕民族であったと考えられ、計画的に穀物を育てる生活スタイルが几帳面な性格を形成したとしています。
逆に、免疫力が最も強いO型は開放的でチャレンジ精神が旺盛な性格になったと考えられるといいます。
また、B型も免疫力が強いためO型と似ているが、肺炎やサルモネラ菌に弱く、大勢の人の中には入らないようになり、独特な性格が形づくられ、AB型はA型以上に免疫力が弱く、人と会うことを避けるように暮らしたため、疑い深く内向的になったのではないかと推測しています。
多少強引な感じは受けますが、血液型による性格診断に医学的根拠を与えた貴重な研究です。